なんでも発散ルーム

恋愛の好きと友情の好きがどう違うのか全く分からなかった高校時代。
そんな中、ある男の子に興味を持った。
今思えばあれは恋だったのかもしれない。

クラスは違うが同じ部活内の男子と仲が良く、名前と顔だけは知っていた。
その子は写真部で、撮った写真が何かの賞を受賞していた。
その写真を見て、なんて青い写真を撮る人なんだろうと興味を抱いた。

そこから、少しだけ一緒に行動する機会があった。
恋を知らぬ自分は、その子が何だかよく分からないけど気になっていたから、ちょくちょくその子に声をかけた。
側から見たら無愛想な顔をしているが、話すと恥ずかしそうに笑う子で、自分の言動ではにかむのが嬉しかった。

そこからその子と関わる事はなく、今はもう連絡先も何をしているかも知らない。
ただ、自分の中で青い春の思い出として残ってる。
元気にしてると良いな。

1件のコメント (新着順)
Urara
2025/07/12 17:50

青春だぁ!